2005年シーズン
1月4日(火)フィッシングワールド初詣
1月2日の午後に高校時代からの親友Mと河内貯水池の「あじさいの湯」に行き、焼鳥屋で飲んだあと自宅で布団に入った時から、強烈な悪寒におそわれた。3日は何とか妻の実家でお楽しみのお雑煮を美味しくごちそうになることはできたのだが、どうも体の調子がおかしい。結局東京の義理の兄家族を空港に送ることもできず、ずっと横になっていた。ただこのときはすぐに回復するつもりだった。4日はちゃんと仕事始めの式に出た。しかし午後は姪っ子のカナダ留学関係の手伝いもあったので、一旦帰宅し休憩。やや不安だったが約束の時間の午後2時半にはAIMまで出かけていった。咳がでるくらいで回復するかな?と思い、その後フィッシングワールドに初詣(?)した。店長もいた。挨拶も交わした。
竿の新しいのが欲しい気になっていたが、気に入ったのは3wayになっていなかった。次に気に入った竿は「硬硬調」で堅すぎたので「硬調」が無いかと尋ねると、メーカーがまだ生産してないような感じだった。2月くらいになれば出回るのだろうが。で、また翌日来店するつもりで引き上げた。同じ買うなら4割引の初売りセール中に買いたい。ただ、だんだんきつさを自覚し始めた。子供達を妻の実家に残しているので、引き取りに行く。きつい。子供を車に乗せたあと、「吉永医院」に行くので、家で留守番するように言い聞かせた。久しぶりの吉永先生だったが、お元気そうで何よりだった。薬を4日分もらう。まぁ、これで明日は回復すると思っていた。
翌日は午後から会議があったのでまず午前中だけ年休を取った。しかしいっこうにからだが軽くならないので結局会議を欠席することにし、1日年休とした。それでも布団の中でかなりの仕事をした。例文作成班の責任を負っていたので少しでも先に進めておきたかった。翌6日も年休、薬を飲み続けているのに更に悪化。きつい。それでも例文作成の仕事は続けた。翌7日金曜日当然年休。まずい本当にきつい。4日に病院に行ったのに5,6,7日と悪化の一途を辿っている。まずい。例文作成の仕事を少しペースダウンする。きつい。
ということで、今は1月10日。明日から授業。まだ体調は万全ではない。しかしまぁ気力で押し通せるくらいには回復してきた。あまり釣りとは関係ないことばかり書いてしまった。とにかく3月を楽しみにしている。今シーズンも無事に楽しく過ごしたい。ただ昂のスポ教があるから、多少釣行に制限がかかるかもしれない。
2月8日(火)
よかった、ようやく体調が年末レベルに戻った。あじさいの湯まで歩いたし、スポ教でキャッチボールもした。今度の金曜日は英彦山登山予定。3週間後の今頃は既に釣り上げているはず。楽しみ、楽しみ。
2月16日(水)
眠れず現在午前4時過ぎ。英彦山登山は19日(土)に延期。13日の息子の駅伝大会の日は素晴らしい天気で、あんな日に登山をすればさぞかし見晴らしが良かったのだろう。体調は最近はすっかり復活している。それでも昨日までは睡眠時間を長めに取ったが、今日は十分らしく、眠れない。学年末でいろいろ毎年ながら、単位認定をめぐるやりきれない思いをしているせいで気が張っていることもあるが。
さて「硬調」の竿はどうやら今月の入荷は無理のようだ。まぁ、なくても支障はない。それより、そろそろ仕掛け作りを始めないと。エサは今年は生いくらを使ってみようかな?低温時に威力があると、とあるホームページに書いてある。それから今年は常にルアーの準備や、7メートル竿も持って行こうと思っている。28日夜の宿は、産山に新規開拓しようかと思ってもいるので、それならそろそろ連絡など付けてみないといけない。確かに昨年の釣行で、ポイントが増えたのは事実だ。今年は常に尺物を意識して太めの仕掛けで臨むつもり。昨年は何匹大物を逃がしたことか。初めて尺物が1匹もあがらない年になってしまった。しかし、取り込めないほどの大物に何度も巡り会った年だったとも言える。今年の目標はそうした尺越えの超大物を確実に取り組むことだ。仕掛けや防寒具のチェックをして、きちんと準備を始める時期になりましたな。
2月28日(月)
今年はこの3年くらいの中では、順調に初釣行へ向かうことが出来た。年休は取っていたが午前中はしっかり仕事をして昼過ぎには出発。夕方に産山に着く。宿に入る前に近辺のポイントを日が明るいうちに探索。ある場所でユニクロの上着のビニール地を破ってしまった。それはともかく、宿へ。今回初めて利用する「山の里」だ。屋根付きの駐車場に車を止め、部屋に持ち込む荷物を整理するのにしばらく時間がかかったが、こちらを伺う気配もない。それどころか玄関に入ったあと声をかけても5分くらい(?)誰も出てこなかった。やっと出てきたのは「かわいい」感じのおばちゃん。昔は結構もてたかも。^^;)。泊まる部屋は離れの建物で、今日は私が唯一の泊まり客だそうだ。部屋は6畳くらいかな?天井が高く、石油ファンヒーターも入っていて部屋は暖かかった。そうそう、宿はこうでなくては。何年か前の安い旅館は到着してもストーブが付いていなくて、こたつも到着後に出しているしまつで寒かったなぁ。その点、この宿やまつばはいい。早速風呂にはいるが、露天しかないので寒かった。ナイロンタオルを持ってくるのを忘れたが、備え付けがあったので利用した。部屋に戻って携帯が圏内かどうか確認するとぎりぎりでおぼつかないので、念のため妻にこの宿の電話番号をメールしておく。メールは無事送信できたようだ。やはり成績処理の時期なので緊急の連絡が入らないかと、落ち着かない気持ちがあるのは否めない。
3月1日(火)(霜が降りていた。)
昨年9月に超大物に逃げられた小さな橋の下のポイント、駄目。産山中学校裏、新規ポイントで今シーズン初物、ゲット。ただしその上流、だめ。鋭角のカーブ近くの流れで2匹。本郷さん宅近くの、敬三叔父が転んだ滝の場所、駄目。新規開拓したかった場所を探索すると、山の上から見えたのは稲葉ダムの大きな工事現場、がっくり。昨年小物が入れ食い状態だった、同じく稲葉ダム現場の下流部分は、なんと守衛の小屋まで出来て、立ち入り禁止。直入バイパス完成。桃太郎寿司、お休み。直入荘に泊まるが、屋台村の「三星」は夜2時まで開いている!マスターと奥さんと話し込む。確か直入荘で風呂に入らなかった気がする。その前には御前湯に入った。
3月2日(水)
稲葉ダム工事現場、下流部に行く。駄目。黄牛の滝の上、駄目。廃車のある20メートルほど開けた場所、駄目。そこのおばさんと話す。滝で時々尺物が釣れるとか。ミミズも育てているみたい。途中、リアカーを引いて歩いていた叔父さんは宮城まで歩いて帰るそうな。すげー。これで納竿。山水亭でオムライスを食べて帰路へ。 たった、3匹の開幕。狙っていたポイントも工事でつぶされ、なにか気の乗らないスタートになった。
3月20日(日)福岡西方沖地震
揺れた、恐かった。昂は日明臨海、ちひろは新体操の発表会で八幡東体育館。午前のリハーサルだけで中止。体育館まで迎えに行く。ちひろから携帯で電話があった。亀山、西野を乗せた新幹線が広島でストップ。五時前に小倉駅で合流して、レゾネイト久住まで猛ダッシュ。7時50分位に到着。レゾネイト久住はホテルかと思っていたら、高原荘をすこしグレードアップした感じのコテージ。疲れた。翌日はガンジーファームに行って、パルクラブで焼き肉。小倉交差点でお別れ。その後、敬三叔父と白丹近くで合流し、稲葉ダム工事現場に進入。日曜日だからいないと思ったのに、いた。敬三叔父は2匹ゲットしたらしい。私は駄目。工事関係の人から追い出される。途中のゲートもしまっていて、また謝る始末。その後、分かれて「たまり」へ。やはり駄目。帰宅。確か、添田駅公園で仮眠を取った。途中で揺れて、また地震かと思った。
坊主でした。
4月1、2日(金、土)
子供二人と深夜に出発。瀬の本で、車中泊。寒かった。ちひろは寝袋。夜明け頃から長湯に移動。釣れない。黄金弁当でみそラーメン。昂は起きていたが、ちひろは爆睡。その前にずっと起きて、車の中で漫画を読んでいた。昂、車の中で弁当をこぼす。桑畑湧水による。パルクラブへ。まだ開いてない。大地の湯の駐車場であきらとキャッチボール。その後、温泉に入って、イチゴちゃんソフトを食べ、イチゴ狩り。6箱。その後土筆取り。それからガンジーファーム。奥の羊で1時間以上遊ぶ。その後乳搾り。絞ったあと、牛舎で見学させてもらう。牛があきらをペロペロ。クワちゃんのお墓参りををして、岩の割れ目で釣る。子供達は爆睡。合計3匹。一匹大物を宙づりにして、2回目の引き抜きで落とした。27センチはあった。悔しい。バス格納庫も駄目。帰路へ。日田の大望で食事。出てくるまでに20分以上待たされて、いらいらした。テレビはクレヨンしんちゃんで子供達は待つのも苦にならなかった様子。子供達は道中、喧嘩をしなかった。
帰宅したらすぐ喧嘩。
4月15,16,17(金、土、日)
まつばに9じ30頃到着。4,000円。おにぎりはサービス。勝手知ったる宿。岩の割れ目に再挑戦、駄目。大利川合流部付近、駄目。その下流、先客あり。鉄橋まで新ルート開拓。鉄橋から、とちゅうで車を捨てて、例の奥の降り口へ。22,23,25,26センチ。25クラスを2度逃げられる。尺物を逃がす。50センチ近い金ブナを釣り上げる。(ひげがなかった。)相当面白い。桜吹雪が凄い量で舞い散る。風流。一度こけて背中から水が入った。恐い。この日の大物を一旦逃がしそうになった時、竿を根本部分からおってしまった。尺物を逃がしたのは、その短い竿で。十分長さがあれば引き寄せられたか?同じ場所で、戻る時にもヒット。これも岩陰に入られて、姿も見られず。尺物は姿を見た。逃がしたうちの一匹は、2年前と同じポイント。くやしい。昼飯はポケットに入れていたが、結局食べたのは車に戻ってから。カロリーメイト。その後産山中に戻るが、釣れず。その時タモを忘れていたことに気づく。結局、鉄橋に再度戻る。エサを途中で落としていたが、それにしてもアタリが全くなかった。
横竹邸へ。その前に白丹温泉。気持ちいい。横竹邸では奥さんと中村教官の奥さんのみ。かなり待つ。その最中に鱗落としと塩ふりをした。戻ってきて天ぷら、コロッケなど例によってごちそうをごちそうになる。一足先に9時頃寝る。テレビが養老猛の馬鹿の壁の話で面白かった。「どうしたらいいんですか?」と聞くのはばからしい。^^;) 答えがないことに向かっていくのが脳を活性化する方法。ボタンなどの約束事できまった操作は馬鹿になる?
九酔渓に回る、駄目。小石原で野菜カレー。緑ヶ丘に回って、極楽湯でやっていた叔父さんの自宅でマッサージを受ける。帰宅したら、ゆずごしょうの件で、むちゃくちゃ言われる。クリーニングを出して(ズボンの件も再度言って)、そのごチャチャタウンで門扉用のドライバを買う。あきらは付いてこなかった。帰ってキャッチボール。ちひろはプールから戻っていた。
5月2,3,4(月、火、水)
5時間目を終わらせ、フィッシングワールドへ。女性店員がフローティングベストや保冷びくのことを熱心に説明してくれた。エサは敬三叔父が買っていると思っていたが、店を離れる寸前に電話があり、購入。豚まんを子供用に買ってきてもらって、自宅で合流。出発は午後7時15分。長行のセブンイレブンで敬三叔父に運転を代わってもらう。英彦山で再度交替。日田の大望でビールを飲む。ドライブ中にビールを飲んで運転を代わってもらえるなんて最高! グライダー新合宿所に到着。ほぼ午前0時。
翌朝4じ30分起床。おそれてはいたが、先客がいた。中老年の二人組。すでに大利川合流口に一台を乗り捨て、もう一台でここに来ているとのこと。昼までには大利川にたどり着くとのこと。本当かいな?あの距離をこの二人がそんなに早く、しかも釣りながらあるける?どうも最初の部分は飛び越すらしい。45分歩く?よくわからん。とにかく仕方がないので、下流に行く。と思ったが、途中を飛ばすなら、狙う釣り場は重ならないはず。おもむろに上流方向へ引き返す。ところがなんだ、あんなこと言っていたのに、すぐ下で釣っているではないか!しかたない、また下流へ向かう。しかしどうも要領を得ない。まむし草?なるものを敬三叔父から教えてもらい撮影。200メートルほど下ったがそれ以上行けそうにない。引き返す。もう時間的にあの二人はいないはずだから良いだろう。
鉄パイプのところから川面へ降りるルートを敬三叔父が発見。なるほど確かに道があった。叔父はほどなくリタイア。一人で、遡上する。2回連続釣り逃がしているポイントから始める。魚がいない。ガク。前回釣れた場所も今日はいない。ガク。前回尺物を逃がし、50センチの金ブナを釣り上げた、期待値最高のポイントも駄目。だれかの足跡があったが、先のおっさん達?日差しが強いせいか、まったく釣れない。こうなったら釣りは二の次で、例の秘境の風景が見える場所まで歩いてやろう。しかしこれが見えない。途中で2度、諦めようと思った。何せ、川岸を歩くのは難しい。サイドをうまく見極めないと、上流へのルートが閉ざされる。危険を背負いながら、流れを横切ることもなんども行う。ああ、大変な労働だ。結局13時30分位に諦めて、引き返した。車に戻ったのは3時過ぎ。叔父は車にいた。少し心配をかけたようだ。叔父に連絡が取れない本郷さんやグライダー関係の人も心配していたそうだ。
で、朝の二人連れは既に戻ってきていて、二人で40匹釣ったとのこと。うそだろ。俺はゼロ、坊主だぞ。しかも大利川まで行って戻ってきた?そんなことあり得ない。俺の足で、たとえいくらあの二人が川歩きに慣れていたとしても、秘境の風景にすらたどり着かなかったのに、40匹釣りながら、大利川まで行くなんて、絶対にあり得ない。きっと、途中までルートがあるんだ。
本郷さん宅に寄ってひと休憩。それから白丹温泉。また本郷宅に戻って、夕食を頂く。それからまた叔父に運転してもらって合宿所へ。8時少し前。翌日の釣りの準備をして寝る。叔父は本郷さんの慰労会の電話連絡を盛んに取っていた。
4日朝
確か、ゆっくり目で6時半位に起きた?、出かけた?とにかくもう昨日の釣行で気力を使い果たしていたので、今日は叔父モードでつきあうつもりだった。まず、「たまり」へ。釣り場に着いた時、川面に小魚が跳ねた。今日は少しは魚の動きがあるか?しかし、小さなアタリはあるものの、ハエだったりする。結局アタリもとまり、いつもの沈滞ムード。結局、ここのポイントは死んだな、と思っていた。敬三叔父は盛んに山女らしきアタリが来ていると言っていたが、実際には釣れない。ところが、である。非常に珍しい出来事が起きて、叔父はジャスト30センチを釣り上げた! 要するに自分が外した仕掛けを再度引っかけたら、元の仕掛けに尺物の山女が付いていて、それを釣り上げたというわけだ。そんなのあり?って感じだが、自分の逃がした魚を自分で再度釣り上げたのだから、釣ったことに文句はないはずだ。いや、珍し。叔父が携帯電話を忘れたというので、一旦合宿所に戻る。結局ポケットの中にあった。酒屋で春陽の郷の一升瓶を買う。本郷邸に寄って、尺物と、お酒の瓶を預ける。本郷さんは留守。
その後は、解禁日に2匹釣った、自分で開発したポイントでようやく1匹目を釣り上げ一安心。次は中学裏のポイントに移動したが、一つ上の瀬で、25センチを確信させる良型山女が釣れた。嬉しい。叔父も自分の読みが当たったと、自分で釣り上げたように満足そう。次は第一ポイントに行ったが駄目。右へ移動して、今シーズンの初物をゲットした場所で竿を出したら、なんと今回最長の24センチが釣れた。これで3匹。ようやく満足。本郷邸にお酒などを取りに戻り、卵などもらった。その後近くで4匹目を狙うが、駄目。夕方から帰路についてもゴールデンウイークの渋滞に巻き込まれるので、花の温泉館で一風呂浴びて、休憩して、食事もするつもりだった。風呂は最高だったが、食堂は8時半には閉まっていた。それで、帰路へ。瀬の本の道路工事は終わって、道がまっすぐになっていた。下條の銀杏の木のところから裏道を選ぶ。ルートガイドが活躍したが、他の車の流れに敢えて逆らって、指定ルートどおりに進むと、とんでもない山道になった。昔の県道らしい。一方、他の車が通ったところは、どうやらバイパス。参った、参った。叔父はうんざりしていた。悪い。<(_
_)>スイマセン。日田のラーメン屋で遅い夕食。子供から電話が入った。12時前にマンション到着。翌日は子供二人と、「クレヨンしんちゃん」の映画を見に行った。ほとんど寝ていた。^^;)
5月22、23(日、月)
21日が体育祭だったので、月曜が代休。土曜日夜10時過ぎにまつばに到着。宿の人間は寝ている。^^;)。明日朝のおにぎりは既に部屋に置いていてくれた。勝手に風呂に入り、朝も勝手に出て行った。お膳に名刺と代金を残して。はは、こうして信用してもらえるのは良いですなぁ。川虫が確実に取れる場所は、前回叔父が取っていた90度カーブしか知らなかったので、そこに向かう。少し川虫を捕って90度カーブ前後を狙う。下流部分で小物をゲット。上流方向へ沈み橋まで探ったが、駄目。その後確か、岩の割れ目を試したが、駄目。それで凍えた消防団に行って、その上流を歩くことにする。なるほど、多くの人がこのポイントを訪れるわけがやっとわかった。どんどん歩いて登っていける。川幅も適度に狭く、危なくない。数十メートルおきにちょっとした深みがあり、ときどきは大物が釣れるんだろうな。川虫も一瞬こちらが驚いて身を引きそうになるような大物がいた。^^;)。でもミミズえさ箱からは簡単に逃げてしまった。川虫をキープするにはもっと大きめのえさ箱が良いみたい。ティッシュを入れると返って、上に登る足がかりを与えてしまい、逃げられやすい。とにかく昼過ぎまで遡上して小物ばかりだが、4匹を釣った。このポイントは楽しい。典型的「山女釣り」という雰囲気が味わえる。
左人差し指をいつの間にか怪我していて、血が止まらない。タオルは血だらけになり、ベストなどにも血が付いた。車に引き返してまつばでもらったおにぎりを食べる。うまい。今朝、昨日コンビニで買ったおにぎりを食べた時は、実にまずかったが、これはうまかった。その後は、老野から上流に遡上してみた。釣れず。ビニールハウスにつながるまでの流域は川幅も狭く、水量も少なかった。しかし冒険気分だけは十分味わい、帰りは車道に上がって車に戻った。
最後に滑り台に行った。なぜかこの日は釣れる予感がしていた。一日中曇りや小雨で釣り日和であったが、それ以外に気持ち的に何か確信があった。そして、おそらく2年ぶりに釣れた。28センチ。尺物ではないが十分満足。2匹目が釣れる気がしたが、23センチくらいある馬鹿でかい赤バエが2匹釣れただけで、その後は反応なし。ただ、小魚が滑り台に向かいどんどん跳ね上がっていたし、なにより江藤ポイントで確実に尺はある大物が2回ライズをしてバッシャーンと大きな音を立てた。あのポイントは浮き釣りで挑戦しなくてはならない。28センチは釣れたが2匹目が釣れなかったことが相当悔しかった。
さて、かなりくたびれていたが、まだこの段階では2泊目は決意していなかった。桃太郎寿司を覗く。閉まっている。本当に何度も足を運んでいるのに、こちらが行く時を見計らって店を閉めている、なんて思いたいほど縁がない。森永釣具店で聞くと、日曜日だから閉まっているのではとのこと。いろいろ迷ったが結局「隼」でラーメンと、一口カツご飯を食べて直入荘に飛び込みで宿泊。風呂に入る。やはり炭酸泉が気持ちいい。翌朝、再度滑り台に行ったが駄目。悔しいので90度カーブへ行く。作業トラックが止まっていたので、やや下流の小さな橋に車を止め、せっかくなので竿を出す。小物が2匹釣れた。ヨシ!ところが肝心の90度カーブは竹が折れて垂れ下がり竿を出せない。沈み橋との間を探ったが駄目。朝食の時間が気になる。電話をして遅れる旨伝える。産山の第一ポイントへ移動。そこは駄目だったが、今年第一匹目を釣り上げた場所は、前回のゴールデンウイークに続いてまた小物が釣れた。良し、小物8匹(写真は7匹。一匹食べたあと^^;))、大物1匹、合計9匹。これで満足。さてこの時点で10時50分。さて、2時から3時までの母の面会時間に間に合うか?!ぶっ飛ばして2時10分頃に病院に到着。
9月10,11日(土日)
できれば金曜日から出かけたい気分ではあったが、久しぶりの釣行で、仕掛け作りなどきちんと整えていたら、土曜日の昼頃になってしまった。前回の上の書き込みは5月22日だが、その後、6月、7月、そして8月もおそらく1度ずつは出かけている。ただし、どれもきちんと準備はしていかなかった。忙しい中、無理して、足だけでも運びたいという種類の釣行だったからだ。今回はカナダから帰国した翌日から授業が再開し、かなり疲れがたまっており「9月中に釣行したいきになるか?」自分でも不安があった。しかし、9日(金)の授業が終わったあと、自然と「ヤマメ釣りに行きたい!」と思えたこと自体が嬉しかった。それで10日の夜の用事はさぼることにした。(x_x)\☆バキッ。
一旦ひとりで出かけたが、コンベンションセンターにプロジェクターを運び、黒埼に移転したフィッシングワールド2に向かう途中に、子供達も誘うことにした。結果、息子はスポ教を選び、娘がついてくることになった。今回、この娘が活躍することになる。
天気予報は、土曜の夕方にかけて小雨が降るかもしれないが、日曜日は曇りのはずだった。ところが日田に近づくころから雨脚がひどくなり、猛烈な雨になった。この花ガルテン前後で娘に運転中の様子をデジカメの動画で納めるように頼んだ。あとで見ても凄い雨だった。大山町の間で土砂崩れが起きても不思議ではないので引き返すことも考えに入れて、桃太郎寿司に久住方面の天気を電話で問い合わせた。少し前から小雨が降り出した程度だという。そうか、それなら夕方到着すれば、釣りができるかもしれない、と判断し、ドライブを続行した。
5時過ぎにダムの駐車場に着いた。雨が降っていたが、釣らないのはもったいないので準備して、娘を車に残して釣場へ行った。最後にハリを付けようとしたら、ハリを車に忘れていて、一旦引き返した。水量は多く、流れも急だったが、それほど濁っていなかったのでちょっと期待しながら、仕掛けを投入した。でも結局生命反応がなかった。
桃太郎寿司で夕食。最初から「さっき、天気予報で「明日も雨は止まない」と言っていたよ。長湯小学校(中学?)の運動会は中止だ」などと聞かされて、そうとうショックだった。何のためにわざわざやってきたんだ?今夜や明日もこの調子で雨が降り続けば、釣りができないじゃないか!それはともかく、娘にカルピスをサービスしてくれ、結局、私の生ビールもサービス、唐揚げまで付けてくれた。次回は何かおみあげを持って行こう。傘を間違えたので次回戻さないと。で、まつばに移動。到着が意外と早かったので、ちょうど部屋にお茶の準備をしてくれるところだった。初めて娘を見て少し話をした。
まつばで娘と風呂に入って、「世界不思議発見」を見て、寝た。朝5時10分頃に娘を起こした。意外にもすぐ起きた。雨音はしなかったので、ほっとしたが、霧雨は降っていた。(このとき携帯電話を置いたままで出てしまった。)。最初に本郷さん宅の大きな川で釣るが、駄目。本郷さん宅の田んぼを横切る配水管の場所に行っても駄目だった。それで、いつもの岩の割れ目に行った。昨日からの天候の悪さもあったし、この日、最初の2カ所でまったく釣れていないので、少し諦めムードが始まっていた。このポイントもいつもよりずっと水量が多く、流れも激しく釣りづらそうだった。おもりは4Bを使った。配水管の流れ込みに仕掛けを落とし、数メートル下流に流れた。仕掛けはいつもは底が見えてハエすらくわない場所に流れていた。ところが、少しあたりのような動きをしたので、軽く合わせると、ドッカーーン、といきなり竿を持って行かれた。慌てて持ちこたえると、水面に銀鱗!わー、大物だ!と思った瞬間、バレてしまった。
(T_T)。尺物級だった。今年この場所で尺物級を逃がすのは、これで3度目だ。うーんん。
しかしこれで、この場所にはヤマメがいることを確信して、第2投以降は、気合いが入った。配水管の上流だったか下流だったかもう思い出せないが、2回目のあたりが来た!今度はゲット!23,4センチだが、体高が高く、太い!おお、満足。そのあと車の移動を求められて一旦車に戻り、その時娘に見せた。木槌で絞めたことをいうと、自分も木槌を使いたいと言った。再び釣り場にもどったら、今度はでかいのが釣れた。27センチはあった。娘に絞めさせてやろうとわざわざ車まで戻った。^^;) そうとう楽しんだようだ。その後も25センチ、23センチ級の体高の高い良型が続き、合計5匹釣れた。(6匹だと思っていたが、違うみたい)。そのほか、最初の尺物をいれて、25センチ級、20センチ級と姿を見ながら、釣り上げられなかった山女が3匹いるので、この日のこの時間帯はこれまでで最高に魚影が濃かった。
次に娘も釣りができる足場のよい、U中の裏に行くことにした。案の定最初に25センチ級の大物が釣れた。次に娘に釣らせた。運良く釣れても20センチ以下の小物が来る程度だと思っていたら、なんと22センチの良型が釣れて驚いた。さらにもういないはずとただ遊ばせていたら、なんと3匹目が釣れて非常に驚いた。一つ上のポイントにはいなかったようだ。
さぁ、もうこれで十分満足していたが、もう一カ所寄って帰るつもりにしていた。ところが携帯電話がないことに気づき、結局まつばまでもどった。あったのでほっとした。ついでに大地の湯で「イチゴちゃんソフトとちひろは牛丼を食べた。」それからもう一度、昨年この時期に超大物を逃がした、上流へ行くことにした。ところがその途中で、ちょっと気になる場所が目に入った。一旦通り過ぎたが、小さな橋が視界に入ったので、おりられるかも、と思い車をバックした。良さそうな場所だったが、それでも直ぐには仕掛けを出す決心はしなかった。もう満足していたから、来年の新規ポイントでもいいかと、おもった。しかし結局、魚もさばけそうな場所だったので、仕掛けを出すことにした。これが大正解!最初に22センチ級が来て、次に今回の大物となる29センチが釣れた。これはスレだったせいもあるのか、何度もライズして、相当心臓がバクバクした。一旦浅瀬に走られた時はばらしたかと思った。さらに取り込み体制になってもライズを2回した。本当にひやひやだった。これを逃していたら相当悔しかったはずだ。でも無事取り込んだ。木槌のハンマーは本当に重宝する。しかもこの取り込みシーンをちひろが写真にバッチリ収めてくれた。一生の宝となる写真だ。そもそも自分の釣り姿なんてテレビの取材でもないかぎり見ることはできない。しかも取り込み中で魚がライズした瞬間を撮ってくれた。本当に貴重な一枚となった。その後も小物が1匹つれて、この新規ポイントでなんと3匹。しかもほぼ尺物まじった。この29センチは体長は今シーズン最大だ。合計11匹。おそらく5年間の山女釣行で、最重量の釣果のはずだ。帰りは、花の温泉館で風呂を浴びて、土屋先生宅で魚をあげて、自宅には最大29センチとちひろの釣った2匹だけ持ち帰った。いや、最高に楽しい釣行のひとつとなり、大満足であった。
最近時々マンネリ観が押し寄せる山女釣行であるが、やはり今回のようなことがあると、楽しいですな。