2001年シーズン到来!【2月28日、3月1日、2日】

2001年度のシーズン開幕は、きわめて大きな期待から始まった。1月から各種小道具を釣具屋、キャンプ2などに物色し始め、防寒用品、ウエイダー、長靴の滑り止め、6,1mの竿(ダイワ、16,000円。今年は1万円以上の竿を買うことに何の抵抗もなかった)など、これ以上ないという準備を整えた。

そうして28日、夕方、職場を立つ。数日前に敬三叔父から最新情報をもらって昨年「第2ポイント」と呼んでいた産山村に向かう。GPSを作動させたが、夜のせいか、雲のせいか、まるで使い物にならない。SONYのNavin You 4.5のGPSは使い物にならないようだ。
(訂正: これは後日快適に使えるようになった。理由1 時刻が2分以上ずれていた。衛星は90分で地球を一周するそうなのでこのずれは大きい。 理由2 GPSの設定を「連続受信にする」 この2つの設定変更で文句ない程度まで使い勝手が向上した。)

とにかく期待と準備は120%いや150%だった、しかし、、、。

結果から言うと、丸2日で10匹、しかも最大が23センチで終わった。期待から言うと数は最低で20匹、35センチ級がまじり30センチ、27,8センチが数匹、あとは23〜25センチというつもりだったのに、、、、。
写真

28日夜。少し、第2ポイントに到着するのに手間取ったが、11時半くらいには到着し、興奮さめやらぬまま、Odysseyの中で何とか寝ようとする。2時半くらいに目が覚めて、また4時10分くらいに起きた。昨夜から小雨が止まない。途中、小国町で寄ったスーパーマーケットで購入したバナナなどかじる。準備して空が明るくなるのを待つ。


3月1日
6時20分くらいかな?下に降りる。ドキドキしながら、尺物のあたりを期待して第一投が6時40分くらい。
生命反応無し。がっくり、、。手前の橋の下あたりでも試すが、だめ。とにかく流れが速い。釣りにくい。

多分9時過ぎには諦めて、バスのポイントに向かう。そこで連続3匹!!これこれ!と期待は高まる。後で計ったら23センチしかなかったが、久しぶりに見ると大きく見え25センチ級かと思っていた。しかし、その勢いはすぐ止まり、あとぽつぽつ2匹来ただけで、そのポイントは5匹でおしまい。第3の沈み橋ポイントも駄目。というか仕掛けがこのころ作り置きがなくなり、風が強いせいもあって仕掛け作りでかなりの時間を浪費した。

その後、本郷さん方面へもどって橋の向こうの20メートル開けたポイントで、良型を一匹。これは一度掛けたがはずれて、もう一度同じポイントに入れたら、また食ってきて釣れた。一度目は針が口に掛からなかったのかもしれない。珍しいと言えば珍しい。

この後、鶏家で昼飯を食べる。ここは事実上コースしかなく、2500円。ちょっと高いけど、おいしいのは美味しい。それから直入温泉に入ろうと思ったが、やはり釣る時間がもったいないので、T字ポイントに行く。しかし水量もすくない。まず長湯ダムに水がない。
反応無し。(この手前でコーヒーポイントに寄ったかもしれない。結果は駄目)そこで水の湧き出る鳥居で釣った6匹の魚をさばいた。この時点で確か4時20分くらい。そろそろ32センチポイントに行かないと人から取られる、と思って行ったら、もう取られていた。がっくり。それで久住町に戻って消防団ポイントまで戻ろうとしたが、遠いので大久保病院手前の芹川にかかる小さな橋、右側のビニールハウス横で竿を出す。釣れない。諦めてもう一度直入町に戻る。90度ポイントに行こうかと思っていたら、32センチポイントから人が上がってきた。釣り終わったのだ。聞くと「30センチが釣れた」と。確かにそれらしき大きさの魚がコンビニ袋に入っている。この人は、ダムからの落ち込みポイントとは違う場所で釣っていたのを知っていたから、すぐにお得意の場所に向かう。ラッキー!と思いながら、、、。ところが「水がない!!!」がっくり。結局その人が竿を出していたV字ポイントしか内のだ。当然のように、駄目。 これで納竿。御前湯に入り、桃太郎寿司で握りを食べる。静御前で直入国民宿舎に予約を入れてもらった。素泊まりでいくら取られるか心配だったが、なんと税込み4035円だった。ラッキー。おまけに温泉ももう一度、入った。ここで塩をもらい、6匹のさばいたヤマメに塩を塗りつける。

3月2日
午前5時過ぎに起きるとイチローがメジャー初オープン戦に出場する生番組をやっていた。第一打席。ピッチャーゴロかと思ったらショート右を抜けて、ヒット!良し良し。ホテルのおじさんに6時前にでる、といったので少し早すぎたのが気になった。でも5時30分くらいには起きていて、何度か着替えなどで車と部屋を往復したものの、5時40分くらいには出発。消防団ポイントに向かう。すぐ着く。ウエイダーをはいてまず、手前の流れ込みを狙うが反応無し。ついで昨年連続4匹上げたポイントに移動する。小さいのが2匹。おしまい。がっくり。引き上げて、車で片づけていると地元の人が、まっすぐ行って右側のポイントでいつも上がっていると教えてくれる。行ってみる。確かに良いポイント。だが釣れない。二つの橋の下のポイントも駄目。戻って上流へ。小さいのが一匹釣れる。しかし続かない。上流の堰、更に上まで挑戦するが駄目。ギブアップ。次は古市のポイント。また地元の人が「今、尺ヤマメが泳いでいた。石の下に隠れたから網が打てなかった」と話しかけてきた。更に「今年はまだ誰も竿を出していないようだ。あんたが最初」と。高鳴る期待。皮の向こう岸にも渡って挑戦。駄目。(T_T)

直入に戻る。テレホンカードを探すがない。御前湯は観光カードのみ。近くのおみあげ屋さんになし。観光案内所になし、そこで紹介された酒屋にもなし。結局直入国民宿舎に戻ってそこで500円カードを買う。敬三叔父に電話。国民宿舎前でトライ。駄目。それから阿蘇野に行く。教えられたポイントは一度迷っただけで、到達。しかし、また「水が少ない。流れが速い。水が透明すぎる」で釣れない!!

直入に戻って、橋の下ポイントを田圃の上から狙う。やはり水が透明すぎて水量は少ない。T時ポイントでは天井糸を引っかけ、それを取ろうとしたら穂先を折り、危うくメタカラマンまで失いそうになる。不満の局地。もどって、橋の下を向こう岸から攻める。これは一昨年、ヤマメを初めて釣った場所だ。しかし上の木に仕掛けが引っかかってばかりで、要領を得ない。が、粘りに粘ってようやく思ったポイントへ仕掛けが行くと、、、「ガツン!」結構大物。後で計ったら22センチくらいだったが、喜びは27センチ級。これで思い残すことはない。帰ろう。くたびれた。これでちょうど10匹になった。今日の4匹をここで捌き、泥まみれのカッパなども洗って、帰路に着いた。
帰り道7時過ぎに木の花ガルテンはしまっていた。帰宅が10時前


帰るや否や、「昂は何もしていないからね。あとはよろしく。ちーはもう寝た」といつもの妻の素晴らしい出迎え。
次の日は、折れた穂先の修理依頼で、ワールドなど駆けめぐり、その次の日曜日は昂の体操まつり。
月曜から丸一週間、疲れがとれなかった。

3月17,18日【第2戦】

17日(土) 10時前に店に行く。今回はGPSの時計をバッチリ合わせてポイントを地図に克明に記録する予定。途中、ドコモショップ徳力点による。N502ITの小文字(やゆよ)の入力方法がわからなかったので不良品ではないかとの問い合わせだ。何のことはない、別の小文字にするボタンを押すだけであった。こんなのはNシリーズだけらしい。紛らわしい。

木の花ガルテンでカレーライスを食べる(並を2つ注文して半分分けてもらう)。それににんじんパン。まつば牛を左折して畜産試験場を右に曲がる初めてのルートで久住総合グランドにでる。そこから老野湧水へ。エノハ養魚場から釣り登るが水が濁っているためか、反応無し。滝を超えて橋近くまでいって引き返す。切りが出てきたので納竿とする。そこへ中村教官から電話あり。滑空場へ向かう。そして本郷さんのお宅へ。玉来川の情報を得て、合宿所に戻る。GPSに記録されているはずのデータが全くない。ショック。(これは後でパソコンとつないでいるときのデータは保存されていないことが判明)もうひとりの中村さんと4人だった。11:30頃まで起きていた。寝袋プラス布団一式で熟睡。

18日(日) 4時40分に目覚める。まだ早いのでふとんでじっとしている。トイレに行く。5時45分になったので起きる。学生達も何人かは起きて台所あたりでごそごそやっている。6時半過ぎ出発。一旦久保を通り過ぎたが戻って久保、徳尾など通り過ぎる。途中で道を確認して才神橋(としがみばし)に出る。そこでお店があった。そこでいい場所を教えてもらう。どうやらフライの人が押し寄せる場所のようだ。場所的にはとても良いが、濁りのせいか工事のせいかまるで釣れない。

三本松まで戻って左に曲がり、ずっと奥まで行くと秘境の風景と出会った。


ただ、アクセスルートがまるでわからない。たぶんまだ300M?位下だ。

詳しくはまた後日記すことにする。(3月19日現在) とにかく下の写真が今回の釣果だ。一番大きいので22センチ。下の2匹は叔父が釣った分。自分は一匹だけだが、とにかく今シーズンも連勝スタート。 (^o^)v




3月30,31日(金、土)【第3戦】
今回は家族旅行。釣りはあくまでおまけ。朝、長女の歯科治療の後、久住へ。途中木の花ガルテンでカレーライス。今回はGPSもきわめて順調。久住高原コテージに3時頃到着。本当にコテージだった。実はホテルを連想していたのだが、、、。しかもフロントまで遠い端の部屋。710号室。広いことは広い。少し休憩した後、本郷さん方面へ子供二人と探索。解禁日に一匹上げた20メートルポイントは更に水が少ない。その手前にも入る道があって、良さそうだったが、アタリ無し。

翌日、午前5時に起きて準備。さぁ出発と思ってヘアのドアを開けて仰天。一面銀世界。釣りどころが帰宅できるか不安であった。
とにかく釣りは中止。7時過ぎまで寝る。フロントで聞くと従業員の女の子は6時にノーマルタイヤで上がってきたとのこと。チェックアウト時間の10時には解けるはず、と聞いて一安心。朝風呂を浴びる。しかし雪がまた激しくなった。 それでも10時には晴れていた。子供二人が雪に大喜び。長女は雪だるまを作る。風が強く、寒い。 饅頭ハウスへ行く。ヨモギ饅頭を食べてみる。次に黒ごまアイスを食べに久住町役場付近に戻る。ちひろが機嫌が悪い。土筆情報を敬三叔父に電話して聞くが、わからず。饅頭ハウスに行く途中で、土筆を取っていた人がいた場所に戻る。そこにはたくさんあった。長湯ダム奥の豆腐や近くの田圃に土筆が昨年生えていたことを思い出し、その辺なら釣りも出来るし、移動することに。ただ、また饅頭ハウス付近に土筆がたくさんあり、しばし寄り道。満足度120%の妻。

ようやくT時直角ポイントへ。一発でアタリ!黒く細めのヤマメで20cmクラスかと思ったが、後で計ったら23センチあって驚いた。

桃太郎寿司で長湯ダムの大きい方の落ち込みで放水が始まっていると聞いて、気をはやらせて出かけたが、この日はしまっていて、釣果もなかった。


4月15日(日)【第4戦】

朝マズメだけ、ねらいに。前日はまつばで泊まる。(3360円)4時30分起床。 解禁日の雪辱をしようと第2ポイントへ行くがやはり生命反応無し。バス格納庫も駄目。で、前日敬三叔父が3匹上げた場所へ。で、やはりまだいた!20センチ(写真は土屋先生宅で朝、高専に行く途中に取った。 JALTの花見が急遽キャンセルになって可能になった釣行だった。帰りはSSSでマッサージ45分コース。やはりたまには思い切ってマッサージすると気持ちがいい。

5月3,4日第5戦】
9連休となったゴールデンウイーク前半は子供サービスに努め、1,2日は休みなのに仕事をし(主にJALT関係)、待ちに待った二日間の自分のための時間であった。

2日の午前1時に自宅をでて、TOTO前でGPSの調整、そこの出発が1時18分。途中で数時間寝るはずが木の花ガルテンで45分ほど休憩した後再出発して、滑空場には5時少し前に到着。今敬三叔父に電話しても起きるとは思えないので、一足先に釣りをすることにした。もうこの時期5時は明るい。4時40分くらいから明るかったと思う。朝まず目なので大物をねらえる場所と考え、ドバミミズ第一ポイントへ向かった。今回はGPSがきちんと動作していて、頼もしい。現場に到着すると風が強く、それ以上に寒い。念のためにと持ってきた上下らくだのシャツが重宝した。このポイントは道路から少し下るので風もなく、絶好の状態。期待は高まる。ところがなしのつぶて。急に温度が下がって魚の動きが鈍いか?1時間ほど粘ったがらちがあかず、退散。車に戻ったとき敬三叔父から電話あり。バス格納庫あたりから沈み橋付近を探ってから格納庫に戻ることにする。バス格納庫付近は水が少なく、底が見える状態。当然のように釣れない。諦めて滑空場に戻ろうとしたとき、沈み橋の先に良さそうなポイントが見える。そこで竿を出す。仕掛けを出す方向が難しく、試しの意味でどうすれば仕掛けを上の枝に引っかけずに流すことが出来るかを探ろうと流してみた。流れが激しいのに意外とおもりが流されない。引っかからないところまで流れたとき上げたら枝がない。???もう一度流す。また流れない。かすかなあたり。あ、魚がいるんだ!今度は魚の手応えを感じつつ餌だけとられた。この時点でこのポイントにヤマメがいることを確信。仕掛けを振り込みやすいようにわずかに上流に上がって餌を流す。しかしもう食いついてくれなかった。残念。しかしこのポイントはいることは間違いない。(あとで敬三叔父にこのポイントのことを話したら、ここで以前2匹釣ったそうな。^^;)。そしてこのポイントで川のしたに降りるルートも教えてくれた。さすが。)

ということで9時前に滑空場に戻った。一旦合宿所に中村教官の奥さんを送りに行き、オデッセイはそこに留め、長湯方面に向かう。途中で古市付近を試みるが駄目。ダムの上流から攻めていった。まず昨年野焼き作業の人に邪魔された場所。水が少なく透明すぎたが粘った甲斐あって、15センチが一匹釣れた。これで5連勝確定。 (^o^)v。次に少しずつ下っていったがアブラメのみ。相性のよいT字ポイントで敬三叔父が竿を出したが魚信無し。その後この水路を敬三叔父が釣った後を追ってポイントを探っていったのだが、、、。

爆釣!まず20センチクラスを排水の流れ込みの濁ったポイントでゲット。次に抜き上げられないサイズがヒット!少し先で釣っていた叔父に声をかける。ただタモは持っていない。水辺に降りて掴んでもらう。やったー、今年最初の25センチ!!そして次のポイントでまた23センチを釣り上げた。もう笑いが止まらない。更に同じポイントで23センチがもう一匹!これは解禁日をしのぐ釣果だ。ここでようやく余裕が出て敬三叔父をこのポイントへ呼ぶ(その前に来てたかな?^^;))確かにまだヤマメのあたりは残っていた。何度か藪に引っかけながら苦闘しているうちリリースサイズがかかり、これが先からの最後のあたりであったことが判明。次のポイントへ移動。もう最高、最高。

次は例の90度と橋の下ポイント。なんと橋の下で一発。ただ14センチでリリースサイズ。ところが水に戻しても泳ぐ気配なし。しかたなく天ぷら用として持ち帰る。これでこの短時間で6匹!そしてようやく敬三叔父も90度ポイントに行く手前で22センチをゲット!これで私も安心した。先のポイントでの15センチクラスを併せて叔父も2匹。いくら師匠でもこう大差が付いては心穏やかなはずがない。22センチがつれて良かった。しかも今日は叔父が釣った後のポイントで弟子が次々に釣り上げたわけだから、なおさらだ。

すこし下流に下ったが魚信がなく、もう満足しきっていたので、とりあえず納竿。合宿所に引き返した。眠くて眠くて仕方なかった。合宿所から結局直入に戻ったのだが、途中居眠り運転してしまった。危なかった。ダムのしたの豆腐屋空き地で仮眠。体力気力とも残っていなかったが、とりあえずダムの流れ込みがないときのポイント探しで、小一時間ほど探索。釣果なく、桃太郎寿司へ。それから御前湯といつものコース。まだ7時過ぎだったので滑空場の焼き肉パーティに間に合うかと思い、差し入れビールを買って滑空場に向かう。

8時前到着。まだ今始まったばかりという雰囲気。焼き肉はもちろんワインやアサリのワイン蒸し、じゃがバターなど最高にうまい。贅沢、贅沢。この場で初めて記念碑の英文作者が私であることが暴露?披露された。

トレーラーの部屋で横竹さんと3人で足を伸ばして寝る。満足満足。

翌日のことはまた改めて書こう。とにかく釣果はこの写真。次の日なんと27センチをタモなしで引き抜いたのだ!


【第6戦】6月1,2日(金土)
3週間もご無沙汰した(第2土曜はJALT、5月19日はマンション関係(博多小学校の運動会に連れていった)、27日はちひろの運動会)。今回も日曜日は子供の相手をしなくてはいけないので、土曜日だけ丸一日釣るだけになった。金曜の夜に直入国民宿舎に泊まり、朝出発。金曜日に長湯ダムの落ち込みを偵察するがやはり水かさが少なく、どうも釣れる気配がない。上流の豆腐屋付近を探るが、反応無く、すぐに直入国民宿舎へ。

翌日、まず阿蘇野に行く。GPSのおかげで道は迷わなかったが、ポイント近くには行ってから一つ入り込む路地を間違えた。急な坂道。タイヤがスリップ。冷や汗の連続。なんとか車に傷も付けず、バックに成功。そしてやっとポイントへ。バイオは修理中だったので、千恵子のメビウスにNAVIN You5をインストールして使用。橋の右側、大岩に大物を狙うが反応無し。少しポイントをずらして、17センチをゲット。ただそれでおしまい。橋の上流を探ったが駄目。それから、芹川ダム近くを探索。ダムの上流に良さそうなポイントを見つけ、田圃から竹藪を強行突破して川岸に降りる。(その手前の場所を少し探ったが川への経路が分からず)。結構良さそうな場所だったが結局15センチを一匹のみ。(これはアマゴではなくヤマメだった。)

長湯から久住方面に戻って、消防団手前の農協でおにぎりを買う。おにぎりは作り置きが無かったのだが、レジのおばちゃんが厨房に声をかけて作ってもらった。出来たものを渡すべく、出てきたお姉さんはなかなかナイスな美人であった。ラッキー。(x_x)\☆バキッ。久住町役場を左折して、本郷さん宅方面へ。本郷さん宅近くの川でも竿をだすが、13センチクラスを最大として10センチクラスばかり。リリースの連続。千恵子から劇団四季の予約の馬鹿な電話が入る。

その後産山へ。例によってバス格納庫付近を探るが水量もなく、駄目。沈み橋下流のコーナーを探ると、強烈なアタリ!。やったと思ったが針のかかりが浅く、釣り逃がす。悔しくてたまらない。敬三叔父に電話。西港で仕事中。先日江藤さんが29センチのヤマメを鯉釣りの仕掛けで釣った場所を教えてもらう。結局第2ポイントの下流で、以前叔父と仕掛けを出した場所だった。途中、、犬を釣れた地元の人に会う。この人は網で鯉とヤマメを取っているのだ。小さな滝の下はアブラメばかり。ただ、なかなか警戒心の強いアブラメだ。他の場所ほど簡単には釣れない。結局諦める。ただ、この川の下流の方がヤマメがいると、地元のおじさんから聞いて探索してみた。なんとこの川は玉来川だった。地元のおじさんのいうもう一本の川の更にしたに行くと、大利川という川があって、それと玉来川の合流部に行ってみてビックリ。例の秘境は玉来川だった!。川縁の様子がそっくり。間違いない。地図でも確認。それから産山村役場方面に戻って、食料を探す。ラ王を食べるが、ちょうど不幸ごとの電話がその店に入ったばかりの時だったようで、なんとも重い雰囲気。店内で食べることもできず、車内で食べる。更に県道40号側に少し北上する。やはり玉来川と書いてある。間違いない。沈み橋したのコーナーポイントの釣り逃がしが悔しかったので、夕まず目まで待つ。結局釣果無し。7時30分に納竿して、御船温泉を訪れる。地域のお風呂屋さん的存在。隣の建物は食事処かな?でももう8時半近く。真っ暗。GPSがあってこその行程。それから県道40号を北上して、まつば側にはもどらず帰路につく。途中道を間違ったが、県道40号の細い真っ暗な道をGPSを頼りに進む。満願寺温泉街を通り抜け、結局小国の交差点に出た。ああ、楽しい。久住へ遊びに来るにはこうした楽しみもあるから止められない。ヤマメ釣りそのものはもちろん、温泉、ドライブ、GPSを使って新地、新ルート開拓。

あとで地図で復習するといわゆる「秘境」へのルートもGPSを使って開拓できそうだ。楽しみ、楽しみ。
以前印を付けていた第1、第2ポイントも位置が実は違っていたことが判明。GPSフル活用だ!
今回は釣果は最大が17センチと寂しいものであったが、一応勝利は勝利である。6連勝中。

【第7戦】6月30日7月1日(土日)  (9月25日記述)
この日は確かにマンネリ化した気分があった。たしか前日の金曜日から出かけようと思えば可能だったのに(今では思い出せないが)、なぜか土曜日までいた。そしてお店に行って敬三叔父から情報をもらった。敬三叔父は久住に行くつもりはなかったのだが、結局行くことになった。(タキヤマで夏用作業着の上着を買っているときに「戻ってこい。つきあってやる」とお言葉がかかってきた。この日は叔父の近くの塗装屋、江藤さんが一足先に久住に向かっていた。本郷さんが中心となって建てた白丹温泉の内部塗装をやり直す下見があるそうだ。しかしこの江藤さん、前回浮き釣りでなんと29センチのヤマメをしとめている。そして今回の釣行はこの江藤さんに完全に振り回されることになる。^^;)

確かこの日は前日まで雨が降っていた気がする。紫川は濁っていたと思う。でも英彦山川は澄んでいたような、、、。敬三叔父が車から江藤さんに電話をした時第2ポイントあたりは濁っていて釣りにならない、と言っていた気がする。夕方久住に到着してどこかで竿を出したのだろうか?ちょっと記憶がない。とにかく夜、合宿所近くの飲み屋さんで晩飯を食って、合宿所で寝た。結構遅くまで起きていた気がする。敬三叔父はいつも夜づっぱり、朝寝坊だから困る^^;)。

で、いつものようにこっちは早く起きて、ちょっとイライラしながら出発を待つわけだが、この日はそんな程度では済まなかった。江藤さん、起きる時間の感覚がまるで違う。「夜明け頃起きたって、まだ魚は寝とる」だって。で、この時期なら一人なら4時半過ぎには出かけるのに、起きたのがだいたい6時頃。(T_T)。それからパンやジュースを取り出して「まぁ、腹ごしらえしよう」だって。完全にペースが狂う。長湯ダムの落ち込みについた頃はもう完全に日が照るような明るさ。あーーg。 叔父と二人で落ち込みを狙うがまったくアタリ無し。 江藤さんは約10メートルほど下流で鯉を狙う。

と、ところが、この江藤さんにヒット! 遠目にもかなりでかい。おっと江藤さん、強引に引き抜くま、待てぇーー。や、やまめじゃないかーーー!下手したら40センチ級だぞう。あ、ああ、タモも使わずに2メートル上まで引き抜いて、、、。あ、あ、もう一度反動で水面上に弾みをつけてぶら下がったぁ。 お、落ちる! に、逃げる。あれーー、もう一度岸川に戻った。あ、糸が切れた。落とした。暴れて川に逃げ込むんじゃないかーーーー!お、なんとかゲットした模様。急いでこちらへ持ってくる。バーマークなんてまるでない。もう銀色のサクラマスの感覚です。計測、なんと36.5センチ!!んな、馬鹿な。 浮き釣り、道糸1号だぞ。全く流れのない、よどんだ場所だぞ。ウソだろう。

ヤマメ釣り経験者の皆さん、これは作り話ではありません。事実です。そして事実とは恐ろしく、数時間後また第2ポイントでこの江藤さん、今度は27センチを釣り上げたのです。え?僕と敬三叔父ですか? アホらしくて戦意喪失ですよ。坊主。(でも次の週、敬三叔父はこの浮き釣りをまねて、第2ポイントでちゃっかり32センチを釣り上げたのです。(-_-))

お昼過ぎにそうそうに納竿して白丹温泉へ。そこで江藤さんとはお別れ。帰りは三本松から久保へ抜け、玉来川へのアプローチルートを探る。ところがなんとNavin' Youの地図では寸断して見えた道路はつながっていて、竹田の方へ抜けるのだった。それが判明したと言うことは結局例の秘境へ降りていくルートは分からずじまいになったと言うことだ。竹田のドライブインで食事をし、大分、別府へと抜けて、有料道路など通って10号線で帰る。別府湾をのぞむサービスエリアはドライブ時にはかなり良いポイントである。しかしそれ以外は10号線を通って釣り場に向かったり、帰ったりするのは極めてつまらなかった。

【第8戦】9月22,23日(土日) シーズン最終戦
7月初旬から引っ越しその他でずーーーーと忙しくて、もうヤマメ釣りに行く時間も気力も失せかけていた。皆さん、引っ越しは大変ですよ。我が家のようにたった直線距離で100メートルほどしか移動しない引っ越しでも生活リズムが大きく変化します。スーバーマーケットが徒歩で10分遠くなる、朝妻のバス停が10分遠くなる、公団なら下にあった公園がなくなる。公団なら子供の足で5分で行けた子供達が集まる公園も遠くなり、とても子供だけでは車のとおりもあって行かせにくい。新居は当然ながら公団より広いので、掃除面積が倍になる、と労力は4倍くらいになる。疲れる。余裕がなくなる。イライラする。すぐ喧嘩(夫婦、親子、子供同士とも)になる。精神が乾いてくる。いや、大変ですよ、。

そんななか、今日行かなければ30日は息子の保育園の運動会なのでシーズンが終わってしまうと言う状況の中、金曜日21日夜10時に家を出発した。ただ、マンションの下で車内の整理、GPS動作確認で30分、長行近くのセブンイレブンでおにぎり等購入、ルートガイドの設定やり直し、などやっていたら出発が実質11時を過ぎてしまった。休憩も取らず直入御前湯駐車場に2時30分についた。車内に断熱シートと寝袋で比較的足を伸ばした状態で寝る。ただ、やはり狭かったのか、起きたら肩がバリバリに張っていた。これはこれまでの疲れの累積もある。GPSで調べると現地の夜明けは6時過ぎであった。それで携帯のアラームを5時にセット。このとおりに一旦起きたのだが、どうもこの2ヶ月間の精神的、肉体的疲労が、このヤマメ釣行という久々の一人で解放される時間のため、一気に吹き出したのであろう、すぐ行動に移れない。釣りに来ているときにこんな事は初めてだった。で、6時になってようやく重い腰を上げ、準備にかかった。

駐車場の隣には白い車が止まって40代くらいの男女が寄り添うように出てきた。な、なんだ、と思ったが、彼らの目的は御前湯だった。知らなかった、朝6時から温泉に入れるのだ。(これを知ったが故に後の行動につながる。)きついなぁ、でも折角来たんだから、朝のこの時間を逃す手はなかった。

32センチポイントで竿を出すが、どうも3ヶ月近くのブランクのせいか要領を得ない。最初の2回振り込んだときだけ、少し餌をかじられたが、後はなんの反応もない。江藤ポイントにも竿を出してみるが、当然のように反応もない。お得意のT字ポイントに移動。なんとここで釣れない!初めてのことだ。少し上流に上がる。いつか爆釣した配水管の流れ込み近くも盲釣りになりながらも粘るが、駄目。もうこの辺で戦闘意欲をなくしていた。とにかくくたびれているのだ。もう温泉に入れる。このことを知っていた。温泉に入ってくつろいで、仮眠室で寝よう。休もう。今日土曜日の午後から出発したと思えば良いじゃないか。で、なんと8時45分には納竿して温泉へ一直線。風呂に入って、ビールを飲んで、仮眠室で寝た。2時過ぎまで寝た。身体が冷えていたので、もう一度温泉で暖まった。桃太郎寿司で寿司を食べた。4艦おまけしてくれた。食べきれず持ち帰りにしてもらった。後で合宿所で開くと更に2艦追加してくれていて感激した。来年は何かおみやげを持っていこう。

3時過ぎ。携帯に敬三叔父から着信歴。電話する。「釣りもせずに温泉にはいるとは」とお小言。はいはい、90度ポイントに行ってきます。本当はバス格納庫あたりを夕まず目に使おうかとも思っていたが、師匠の仰せに従う。それが正解だったと言えるかな?鬼門の90度ポイントで22センチをゲット!ここはこれまで穂先を折るなどトラブル続きだっただけに、シーズン最後に克服できたのは嬉しかった。ただ橋の下はこれまではずれがなかったのに釣れなかった。とりあえず敗北はなくなった満足感に浸りながら、凍えた消防団ポイントへ移動。ここではいつもの田圃超えポイントには行かず、橋の下からその上流を攻めた。一度あたりがあったが石の下に潜られた。川の中に入り石の向こう側から糸を抜こうとしたが、ハリスが切れた。多分ヤマメだっただろうと思う。その後はあたりもなく、釣れず。 黒ごまソフトのお店でクワトロピザを食べる。おじさん、セットと行ったのにすっかり忘れている。携帯から千恵子にメールを二つ打った。やはり家族から離れて一人でのんびり好きなことが出来る時間が大切だと。

合宿所に行く。横竹さんがいる。10時過ぎ敬三叔父と朝日新聞の大村さんが到着。5時起床と言うことで珍しくすぐに就寝。

朝は学生の作ったみそ汁とご飯少々で、結構な朝ご飯。大村さんの車で釣行に出る。神馬川で一旦ポイントを見るが、そのまま20メートルポイントへ移動。下流の堰であたり!白い腹がはっきりと見える。割と大物。でも逃げられてしまった。2匹かけていたミミズの一匹だけを食われた。悔しくて何度もそのポイントを探り直すが、やはり駄目。悔しい。相当、悔しかった。 

三本松から抜け出てくる橋のポイント。24センチゲット!

沈み橋下のリベンジのコーナーで見事リベンジ!30.5センチ! かかったとたんに天井糸が上の木の枝にからみつきピンチ。ポイントまで足を伸ばして道糸をたぐり魚を引き上げ、お腹の位置に抱え込む。その瞬間道糸がおもりの上から切れる。暴れて逃げられないようにしっかりとこの大物をつかんで、敬三叔父達に見せに行く。

バス格納庫近くのポイントで、岩の割れ目では全くアタリ無し。川岸の草が生えてえぐれた、仕掛けの引っかかりやすいポイントにあえて仕掛けを流す。20センチクラスゲット。これで合計4匹。絶好調。シーズン最後、有終の美を飾る!